2015年8月26日

受け入れることも大事!!介護離職という選択肢を否定しないこと

活躍の場を見いだす人たち

介護の経験を活かして新たな活躍の場を見いだした人も意外と多いのですよ。自分の経験を講演会で話したり、ヤングケアラーの集いを開いたり、自身で介護コンサルタント会社を経営し始める人もいます。介護経験者というのはまだまだ少ないですから、実際に経験した人の声やアドバイスというのは、本人もその家族にとっても受け入れられやすく、ある意味、施設で働くスタッフよりも頼りにされることもあるのです。介護離職をすると再就職が難しいといわれますが、経験を活かすという選択肢も考えられるでしょう。

増えるケアメンと新たなチャレンジ

介護は第二のハネムーンなどと言われ、家庭を顧みずに仕事をしてきた夫が妻の介護をきっかけに、料理を一生懸命したり、妻に尽くすといういわゆるケアメンが増えてきています。1980年代から比べるとおよそ30年間で介護する人の割合が女性が43パーセントから9パーセントに激減したのに対して、男性は夫や息子が介護をする割合が両者とも10パーセントほど増加しているのです。また、介護職の現場でも力仕事も多いですから男性の活躍も目立ち、自治体でも介護予防のために男の料理教室を開いているところもあります。それがきっかけでレシピ集をつくったり、地域の人に食事を提供するなど介護をきっかけとした人の輪の広がりから新たなチャレンジをしている人もいて、辛い状況でも楽しみを見いだして、笑顔になれる方法はあるといえるでしょう。

アンバランスな期間があってもいい

介護を機に新たな活躍の場を見いだしたのは男性に限らず、女性にも同じことがいえます。介護という経験を逆境としてとらえるのであれば、それは案外プラスになっていることかもしれませんね。ワーキングケアラーの集まりでは、それぞれが自分の介護経験を話したりしますが、みんなとても熱心に語ります。経験しなければ語ることもなかった話でしょう。逆境というのは人生の練習問題、介護も練習問題としてとらえることができれば、最初は難しいかもしれませんが、何度も見直し、繰り返すうちに簡単に思えてくるでしょう。介護支援策というのはいろいろな家庭の事情にあてはまらないことも多く、ワーキングケアラーには厳しい状況が続くこともありますが、人生にはアンバランスな時期があってもいいと考えておきましょう。

介護に就職したいなら、求人件数が多いので、希望の職場に就きやすいというメリットがあります。応募要項を見比べて、じっくり検討しましょう。